おもちゃは、決して子供だけの遊び道具ではありません。
大人になっても、昔懐かしいおもちゃや世界各国の貴重なおもちゃ、あるいは鉄道模型や美少女フィギュアのたぐいをコレクションしている人はたくさんいます。
横浜に、ブリキのおもちゃ博物館という、世界各国のブリキ製玩具を一堂に会したミュージアムがあります。
このミュージアムの館長を務めるのは、おもちゃコレクターの第一人者として知られる北原照久さん。
「なんでも鑑定団」のおもちゃ鑑定人としてもおなじみですね。
北原さんのコレクションセンスは、さすがに筋金入りです。
それはなにも集めているおもちゃの質をばかり指しているわけではなくて、収納家具のセレクションや配置方法、おもちゃの並べ方にいたるまで、徹底した美意識に貫かれていることを意味します。
おもちゃの配置は、本やAVメディアの場合とは異なり、いくらでも独創性を発揮することができます。
ディズニーのキャラクターグッズと並べて手塚治虫のキャラクターグッズを置いたり、家の玄関口に等身大のロボット人形を置いたり、なにをやっても奇抜すぎるということはありません。
理念さえ宿っていれば、そこは決しておもちゃオタクの自己充足の世界などという狭苦しい空間ではなく、完全な美意識に貫かれた部屋になるのですから。